2002/09

9/28(2)

 これ、面白ぇ。ギタリスト必見。


 どうでもいいけど髪切った。


9/28

 友人達と街を散歩していると、ビル街の向こう、新宿の辺りに最後尾を下に向け垂直に墜落するジャンボジェットを見る。地下街を通って現場から遠いところへ避難しようとするが、友人が嫌がった為に外の道を歩く。


<診断>
 あなたの夢は、計画の挫折を意味しています。もう一度最初から計画を練り直してください。ダメとわかったら、一気に全てを捨てる、という勇気も時には必要です。いつまでも固執しないようにしましょう。


 これといった計画を持ち合わせていない場合はどうしたらよいのか。


9/27(2)

 学校のクラスの友達は、暇つぶしによく将棋をしています。

 「やっぱ初手は1六歩だよなあ」

 と、漫画からの影響をうかがわせる一言を発したりしてます。
 まあ、漫画の主人公に憧れる気持ちは誰しもあるものですよね。

 「で、煙草はピースだよな。一手ごとに揉み消して、灰皿には名前が書いてあるんだ。」

 おいおい、キャラを混ぜるなって。


9/27

 「携帯電話の電源はお切りください」という電車内のアナウンスは最早耳慣れたものだけど、今日「ヘッドホンの音量にお気をつけください」というのを聞いた。呼びかけるのはいいと思うけど、本当にうるさい音で聴いてる人にはそんなアナウンス聞こえるわけないじゃんて思うのは僕だけでしょうか。
 ていうかそんなこと注意される前に気付けよっつう話なんですが。まあ、傍から見たら僕のヘッドホンもどうかわかったものではないから強くは言えないですけど。


 ガルシア=マルケスの「大佐に手紙は来ない」「ママ・グランデの葬儀」「予告された殺人の記録」を読んだ。
 これらの作品は、カリブ海のとある架空の国を舞台にして、そこに生きる人々を描くと言う点で一致している。時に淡々と、時に誇張に満ちた表現を多用しながら、日常と非日常が曖昧に交錯する独特の世界が作り出されている。
 「大佐〜」「予告〜」は中篇、「ママ・グランデ〜」は短編集であり、作品によりタッチが若干異なるものの、どれも読めばこの人の本だとわかるような個性がある。特に「ママ・グランデ〜」の表題作などはうざったいほどに誇張された文体が特徴的であるのだが、個人的には「大佐〜」のように簡潔で乾いた文体が好みだ。
 これらの話には、例えばミステリのように明確なオチというのがあまりみられない。むしろ淡々と進む物語の中に見え隠れする、本質をついた表現や描写にリアリズムを感じるのが読んでいて面白いところだと思う。読んでいるとき、ある種の昔話や童話的なものも感じられた。

 カリブ海が舞台になっているということは、必然的に、登場する人々や彼らが住んでいる共同体や倫理観もカリブ海の国々のそれがモデルになっているわけで、それが作品群の”色”になっていることは明らかだと思うのだけど、日本人の僕が読んだ時に、文章中の暗示や風刺のようなものに気付けないことがあるのはなんだかもどかしかった。
 作品が作られた背景にどんなものがあるのか、ある程度知っておくのも時には必要だな、と思った。


9/26

 学食のテーブルに置かれたコップに注がれた杏露酒は烏龍茶みたいに見えた。三時間後、家のテーブルに置かれたコップに注がれた烏龍茶が杏露酒みたいに見えた。
 シンルチュウで濃霧注意報発令。


 新しい炊飯ジャーが我が家にやってきた。おいしくなったかどうか試してごらん、と言われて蓋を開けたジャーからは、明るく照らされた店内に陳列された新品の家具の匂いがした。


 昼間に「頭がこうこうと痛むんですよ」と言われたんですが、こうこうと痛む、というのがどういう痛みかうまく想像できず、しばし悩みました。


9/21

 おっ、こりゃー買わねば


 貧乏脱出大作戦が最終回を迎えた。熱心に見てたわけでもなく、付いていたから見ていた感じだから別に残念でもなんでもないんですけど。
 例のリンプの曲がみのの顔とリンクしてしまってどうしようもない。ああ。


 今日の夕飯は鍋だった。したら味ポンが出てきた。最近飲み会で、風呂上りに味ポンを飲むという嘘とも本当ともつかない話を聞いたばかりなので、じゃぁ〜ちょっと飲んでみっか!と思って皿に注いだ味ポンをごくごくと飲んでみた。
 少なくともごくごく飲むものではないな、と思った。


9/20





ぎゃあー





9/19

 食べるものがないのでスパゲティを作ってみた。

 僕は普段料理というものをほとんど作らないので、当然スパゲティなんてものも作ったことはなかったのだけど、ネットで適当に調べて作ってみた。
 とりあえずパスタを茹でられれば具はなんとかなるだろ、と思っていたのだけど「茹でる時間は袋に書いてある時間マイナス1分くらいで・・」とか書いてあっても袋がないので知りようもない。仕方なしに「芯が1mmくらい残るくらいの加減で・・」という記述を頼りに適当に茹でる。具はどうしようかなあと思っていたら、なんだかぺペロンチーノが簡単そうだ。唐辛子とにんにくがあれば作れそうだもんな。
 しかし台所を探索したところ、両方とも見つからない。うーん・・、と冷蔵庫を覗いてみると「百人力」というものが。ちなみにサブタイトルは「梅にんにく」である。キュウリのキュウちゃんのような使用方法をする、いわばご飯のお供である。
 まあ、同じにんにくだし別にいっかあ・・。
 これをフライパンで無理やり炒め(一応オリーブオイルを使用)、茹でたスパゲティと絡める。おお、なんだかそれっぽいじゃん!


 梅にんにくは炒めても梅にんにくの味でした。


 なんか足らないので某所にレシピが載っていたスーパートーストを作って食べた。栄養の偏りが激しい気がした。


9/17

 もう秋に突入かー。


 近所のレンタルCD屋は月二回程100円セールというのをやっていて、店中のものが一泊二日100円で借りれる日があるのだけど、今日行ったら90円に値下がりしてた。すごい。
 で、山嵐の新しいのとWRENCHの3rdとHawaiian6の新譜を借りてきた。Hawaiian6かっこいいな。名前からしてスカ系のあっけらかんとした奴かと思ってたら、切ないハイスタみたいな音だった。

 他の二枚は一回くらいしか聴いてないからなんとも言えないけど、山嵐はシックスメンの音からまた変わった。ジャズからまたロック寄りになった感じだけど、他の日本のへヴィロック勢とは完全に違った道を歩み始めた気がする。前のアルバムとどっちが好みかと言えば・・もちょい聴き込まないとこれは言えないかな。



 そういえば、最近念願の一眼レフを手に入れまして。撮るのが楽しくて手当たり次第にばしゃばしゃやっているのですが、きちんと撮ろうとするとこれがまたなかなか色々考えなきゃいけないみたいで・・。面白いっすね。

 そのうち、きちんと撮れるようになったらここにアップとかしてみようかな。


9/12

 その店は、通りに面していた。

 事前に考えていたよりもずっと小さい店で、向井秀徳や三栖一明が作品を展示するのが十人も入れば窮屈になってしまう程こじんまりとした喫茶店だということは想像もしてなかったから、最初店の前を通ったときはそれと気付かず素通りしてしまった。
 「appel」と書かれたガラス張りの扉を開けると、白い壁と、そこに無造作に貼られたナンバーガールのポスターの数々が目に飛び込んできた。外の喧騒から隔離されたような店内、平日の夕方というせいもあってか客は三人くらいで、奥の小さなカウンターの向こうにはこの店の主人であろう、若い女性が一人で座っていた。スーパーカーのミキみたいな人だ。
 僕はとりあえずカウンターまで進みコーヒーを注文すると、店の中の手ごろな席に腰を下ろした。注文の品が来るまでしばし呆っとしながら目をやった店内では、先客がコーヒーを飲みながら本を読んだり煙草を吸ったりとめいめいの方法で店の空気に浸っているようだった。店にはモグワイがBGMで流れている。あんまり覚えの無い空気で戸惑ったけど嫌いじゃなかった。
 「我々は外野である。」と書かれたチラシを見ながら手早くコーヒーを飲み干すと、カウンターに行きお金を払った。ついでにポストカードセットを購入・・思わぬ出費となったけど、3rdアルバムのポスターが貰えたからいいか。

 角度にして60度くらいの急な階段を昇り二階のギャラリーへ、そこは永戸鉄也という人の作品が展示してあった。一階と同じく白く塗られた壁に無造作に絵や写真が貼ってあって、床には何故か斧が置いてあったり、サンヨーの古ぼけたラジオが小さくノイズを発したりしていた。
 全然知らない人だけど面白かった。多分絵とか、相当思いつきで描いてるっぽい気がするんだけど、それでもそれがそれなりの技術とか色彩感覚に裏付けられてくると、なんらかの意味を持ってるように見えてくるものなのかな、と思った。むしろ、思いつきとか反射神経で適当にやった方が感性みたいなものがダイレクトに反映されたりするのかもしれない。まあ、適当に、とはいってもテーマとか題材についての話で、絵自体はすごく緻密に描かれていたりするのだけど。
 絵の合間に貼られた写真がすげえ、と思った。

 再び一階に降りるとトイレに行き、店を出る前にもう一度店内を見回した。壁にはポスターだけじゃなくて向井の直筆の、(といってもボールペンで描かれている)イラストなども展示されていた。その中のひとつに目をやると、見覚えのある文章が・・。
 「タッチ」の歌詞の原文だった。原文っつうか、書き間違ったとこが無理矢理塗りつぶしてあるとことかを見ても、これをコピーしてそのまんまCDの歌詞カードに印刷したんだろうなってのがわかった。はあ、向井の直筆だよ・・とか思いながらよく見ると、東芝EMIのメモ用紙の裏側にボールペンで書かれたものだった。むう、適当・・。


 「appel」は小田急線経堂駅から歩いて十分くらいのところにあって、細かいとこまで気が遣われた雰囲気のとてもいい店でした。なんかカフェ開きたいって言う女の人の気持ちもわかる気がした。
 今回やってた展示はここに書いてあるやつです。駅まで歩きながら、こんな街に住みてー、とか思ってしまった。

 9月下旬にはまた作品が総入れ替えになるらしいから、また行こうかな。


9/11

 その店は通りに面していた。

 誰もいない店内は狭く、四畳半くらいの広さに所狭しとTシャツなどのグッズが置かれていて、店の奥には地下へと通づる階段が見えた。天井から下がっているモニターには、地下で行われていると思われるライヴの映像が流れていた。
 ここはイエローマシンガンの店だった。
 何故かメンバーがセットを用いたコントをやり始めた画面を見つめていると、人が階段を昇ってくるのがわかった。お、メンバーじゃないか。女性が二人に男性が一人。
 話を聞くと、ライヴの客は既に帰ったらしく、モニターの映像は30分くらい前の映像らしい。イエマシって女性3人組じゃなかったっけ?と思ったのだが、どうやら何度かメンバーチェンジをしているらしい。「ダブルベースの時もあったよなあ」と男性が笑う。「あん時は、こいつ(と、女性の一人を指差す)の体調が悪くて大変だったよなあ。病院のトイレで吐きまくってたんだから」
 こたつを中心に話は弾み、夜は更けていく。



 そのライヴ会場は、さいたまの片田舎にあった。

 野外に設置された高いステージから見下ろすと、客席は前後二つのブロックにわかれていて、ステージから遠いほうのブロックははぼ満員に客が入っており、手前のステージに近いほうのブロックには人が一人も入っていなかった。
 そんな中、僕はステージの上で演奏をしていた。横を見ると、歌っている向井秀徳とギターを弾いている田淵ひさ子の姿があり、そしてサックスを吹いている高校の同級生の姿があった。どうやら、ナンバーガールのサポートメンバーとして僕はステージに立っているらしかった。
 演奏を終えると、サックスを吹いていた友人が声をかけてきた。「この後のゴイステもギターで混じっちゃえば?」「え。それいいの?」「いいんだよ。どうせわかんねえよ」無茶なことを言う。
 この企画は2デイズ公演で、当日券のみのフリーライヴらしく、夜はメンバーと神社の祭りに参加 したのだった。



 最近はなんだかこんな夢ばかり見ています。


9/10

 また昼夜逆転し始めた。


 今日、PE'Zのデビューアルバムを買ってきた。発売日に新品でCDを買うのは久しぶりな気がするけど、以前最後に買った新譜はナンバーガールだったか。
 PE'Z(ペズ)はインストやってる五人組のジャズバンドで、ストリートなどでも活動していた経験があるらしく、僕は去年のフジロックの映像で見て知りました。その時のイメージは「キャッチーで哀愁漂う普遍的なメロディを演奏する、モダン・ジャズバンド」って感じでした。
 で、このCDの個人的感想といえば、・・・悪くないですよ。けど、ちょっと個人的に期待してたのとは微妙に違ったかな?という感じ。普遍的なメロディと呼ぶには少し大衆的過ぎるところもあるかなあと。加えて、メロディ演奏してるラッパの音がでかすぎるというか、伴奏がちっちゃいというか・・もっとリズム隊の音が聴き易くてもいい気が。
 まー、今日初めて聴いたばかりだし、もうちょい聴き込んでみよう。


 ところでこのCD、今流行のCCCD(コピーコントロールCD)というやつでした。図書館からCDを借りてきては焼きまくっている僕としてはなんともなシロモノですが、どうやらこのガード機能のせいで音質が悪くなるみたいですね。聴いてる限りではわかんないんでまあいいんですけど。

 参考記事「CCCDと日本の音楽CD
 この手の話はアーティスト、レコード会社、オーディオ会社、リスナーといろんな立場からの見方があると思うんですけど、リスナーの立場から言えばこの記事は、特に「販売量が減ったのは〜」のくだりとか、共感ですね。

 で。

 じゃあ、CCCDをコピーしようとしたらどんなことになるのか?と思って挑戦してみたんですけど。

 ・・。

 ・・・。


 残念!一曲目はコピーできませんでした。


9/8

 雨が降っている。


 雨の降る深夜、久々にドライヴをした。BGMは椎名林檎の1stで、これまた久々に聴いた。
 家を出てから近くを通ってる太目の道路に乗って真っ直ぐ進む。こういう時のドライヴはなかなかに楽しい。というより、街灯の光が道路の水で反射してすごくきれいだし、他の車も少ないからスピードを上げなくてもいい、という。でもまー、普通に停止線が見えなくて行き過ぎたり車線が見えなくてはみ出したりとかしちゃって危ないんですけど。スピードを上げるのは怖いから嫌いです。
 しかしまあ、家を出た直後からガソリン切れランプ点灯とかだと流石にやる気をなくすもんですね。つーかここんとこ車を運転するときにはいつもこのランプが点灯している気がするのだけど、こう何度も点灯しているのを見ると慣れてしまって大して気にならなくなってくるものである。止まったらJAF呼べばいっか、みたいな。

 そうは言っても本当に止まってはアレなので適当なところで引き返すことにする。えーと、今走ってる道を真っ直ぐ引き返せば帰れるから、右折三回、左折一回で反対車線に戻ってこれる筈だ(→理系的論理思考)。この考えに従い、目の前にあった信号を右折。しばらく真っ直ぐ行ったところでまた右折。・・あれ、なんか変だ・・し、しまった!道は真っ直ぐとは限らないんだった!(→理系人間の陥りがちな落とし穴)
 結局右折五回、左折三回、バック一回しても元の道には戻れず、自前の帰巣本能を頼りに帰宅しました(なんだか毎回こんな運転してる気がするな)。やっぱ理性は頼りにならん。


 今度はガソリンいっぱい積んで海まで行きたいです。朝日を見たい。


9/6

 雨が降っている。

 横殴りに降ってくる雨は更に激しさを増したようで、窓の開いた部屋は雨が吹き込んで水浸しになっており、もはや窓を閉めに部屋へ入る気も起きなかった。
 仕方なしに僕らは夜の暗い廊下で雨が止むのを待った。廊下以外に人気は無く、僕の背後の雨が吹き込んでない方の教室にも人の影は無かった。
 僕らの期待に反して雨はどんどん強さを増していくようだった。雨が吹き込んでいる教室では、窓から飛び込んできた雨粒が廊下側の扉に当たってばちばちと音を立てた。それはそのまま廊下に染み出してきた。やがてそれは集まり、川を作って流れ始めた。
 このままだと川に流されてしまう。そう思った僕は教室と廊下の間の窓によじ登り、高いところに避難した。同じ窓にもう一人よじ登ってきた。
 今はまだいいけど、この川が水かさを増し、天井近くまでになったらどうしようという考えが頭をよぎる。天井と川面の間のぎりぎりの空間で息をしなければならないのがどんなに苦しいことかは想像に難くない。そしてまたその時ここにいるもう一人に川へ突き落とされたりしたらどうしよう、と不安になる。
 そうだ、ここは学校の三階くらいのはずだから、この廊下の天井まで水が来ても階段の踊り場までたどり着ければ上の階にまで逃げられる、でも問題はそこまでどうやってたどり着くかだ。

 そう思いながらも、しかし、雨は一向に止む気配を見せなかった。


9/5

 むさし坊って店でゆず塩ラーメン食べた。行くのが初めてだったし、普通のラーメンにすれば良かったと少し後悔。でもそれなりにおいしかった。
 平日の昼下がりだったせいか店はかなり空いていた。この店、麺の固さとかスープの味付けの濃さとかが自分で決められるのはいいのだけど、それを聞いてくる店員がアロハを着てキャップを被っているためチンピラにしか見えなくてちょっと怖かった。ちなみにカウンターの向こうにいた4人の店員はみんなそんな感じの格好をしてて、でも模様とかは全員違った。あれって全部自前なんかな。


9/3

 マッドカプセルマーケッツのフリーライブ観て来た。

 開演一時間ほど前に会場に着くと、モッシュピットに入る人の列が出来ていたので、友達と二人で並ぶことにした。並んでる最中、前に並んでた男二人組に話しかけられる。普通に返事して対応していたら、彼らの連れの女性が合流してビールを売ってくれたりした。そうこうしてるうち、列は進み、モッシュピットへ入れてしまった。たくさんの人が並んでいたから入れないと思っていただけに、意外。そして気がつくと何故か前に並んでた三人組と一緒にライブを楽しんでいた。結局名前も知らないまま別れたけど、なんか面白かった。ライブ会場は面白い人が多いな。
 以下は各バンドの雑感。


 一発目・バルザック。誰かが「和製ミスフィッツみたいなもんだろ?」とか言ってたんだけど、ホントにそんな感じだった。つってもまあ、ミスフィッツは「last caress」一曲しか知らないんだけど。しかもそれメタリカがカバーしたやつだし。でも、その曲とバルザックの曲の雰囲気はかなり近かったんじゃないかな。パンクとメタルの中間みたいな聴き易いロックとでもいえば良いのか?グルーヴとかあんま感じなかったけど、結構好きだと思った。

 二発目・レンチ。草の匂いが漂ってきそうなイントロに始まり、4つ打ち的なドラムが絡み、そして爆発的に、へヴィにうねる。個性的でかっこ良かった。

 トリ・マッドカプセルマーケッツ。元々僕はデジタルロックみたいなのが好きじゃなくて、マッドもそんな感じだろうと思って手を出さずにいたんだけれど、実際見たら全然かっこよかった。ベースの赤い髪の人、良かったな。でも案の定――バルザックもレンチもそうだったんだけど―― 一曲も知らなかった。まあそれでも普通になんとかなるもんだ。なんか久々に男率の高いライブで、ずっと前の方で頑張ってたけど後半かなりきつかった。身体鍛えようと思った。


9/2

 観るのもいいけど、やっぱライブはやるもんだな。


 今日は昼過ぎごろ起きて、頭が冴えないままぼうっとしてた。特にすることも無いので近所のブックオフに行って、研究室の人がしきりに推していた「BLAME !」の2巻と3巻を立ち読み。なんかすごい独特の世界観。モノクロで、デッサンみたいなアナログな絵柄に、デジタルで退廃的で、荒廃した圧倒的な広がりを持った地下未来世界・・って、よくわからんな。アキラとかナウシカとかの影響受けてたりしてそうだと思った。
 ちなみにタイトルは「ブラム!」と読む。


 昨日人から聞いて、初めて天野可淡という人の名前を耳にした。この人は人形を作る人らしく、今日になってネットで調べてみたところ、何枚か写真が見れた。この他に自分で人形作ってる人の写真とかも見たのだけど、これはこれで独特な世界だと思った。怖くて綺麗で不思議な感じ、というか。ビジュアル系の世界なんかとも一見繋がりがありそうだけど、でもやっぱそれとは別なものって感じもする。
 写真集とか中古で置いてないかなーとか思ったけど、当然の如くブックオフにはありませんでした。


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